2008 雨滝 ムーンボウ撮影チャレンジ


中国地方で月虹が撮影できそうな滝として、龍頭ヶ滝の次に考えたのが鳥取の雨滝。
この滝は夏の夕方に虹を撮影することができる。
ということは冬の夜明け前に月虹が撮影できるはず。

龍頭ヶ滝と同じく昼間の太陽の角度から調査。
寒くなるまでに何度か撮影チャンスがありそうな感触を掴んだ。
この滝は龍頭ヶ滝ほど木々に月光を邪魔されることはなさそうな予感。




9/17

1回目のチャレンジ敢行
空は晴れ
今年は晴天に恵まれることが多い。ただし少し霞がかかっている。
2台のカメラを持って出動。
カメラをセットしてひたすら待つ。
しかしいくら待っても虹は見えない。
夜が明けて撮影終了。
家に帰ってファイルを確認すると、薄く月虹が写っていた。

  

  

霞がかかっていたせいなのか、ムーンボウは薄いようだ。
空も明るく星も薄い。




10/16

2度目のチャレンジ
この日は明るい単焦点レンズで望んでみる
やはり今回も同じで肉眼でムーンボウは見えない。
パソで確認するが、先日よりも虹はさらに薄く見えた。
月の位置もあまりよくない。

  

2台目のカメラは全く何も写っていなかった。
この滝はなかなか難しい。
龍頭ヶ滝との違いはいったいなんだろう
水量の違いなのか水滴の大きさの問題なのか・・・




11/13 

3度目のチャレンジ
紅葉の季節、うまくいけば虹と紅葉がセットで撮れる。
この日も晴れ
カメラ2台をセットしてひたすら待つ。
カメラの位置を変えて滝に近づけてみたせいか、初めて肉眼でムーンボウを捉えることができた。
久々の感動!
しかしその位置では水飛沫でレンズが濡れるという問題がある。
なんとかそれをうまくクリアしないとちゃんとした写真にならないのだ。

  

いろいろ工夫して、なんとかこれだけの月虹をカメラに収めることができたものの、やはり龍頭ヶ滝の時ほどクリアな月虹というわけには行かなかった。
2台目のカメラにはやはり月虹は写っていない。

次は来年。またこの滝用の作戦を考えないといけないようだ。





    
 

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