備後の滝7 庄原市の知られざる滝
姥迫滝・雪澤(ゆきわたり)の滝・砂ガ淵・保田の塩滝
2010年3月、まことちゃんに連れられて備後の知られざる滝へ。
姥迫(うばがさこ)滝
姥迫滝は総領町稲草。意加美神社の裏山にある。
神社の脇に車を停めて神社脇の道を進んで行き、30分足らずで到着。
おそらくこれは神社の御神体ではないかと思ったりする。
滝は3段で右に折れ曲がっているが、上段は派手に倒木があってはっきりと見ることは出来ない。
落差としては30m以上はありそうに感じた。
苔がきれいな滝。
正面から
側面から

雪澤(ゆきわたり)の滝
雪澤瀑は峰田町雪霜。国道432号を上下から庄原に向って進み栗石トンネルを抜けたところにある。
トンネルを抜けたところの左側に駐車スペースがあるが、そこから一部を見ることが出来る。
正直なところこの道は何度も通っているが、こんなに近いところにこんな大きな滝があるとは思っても見なかった。
ここから少し見えている
滝は大きく分けて4段からなっており、総高さは50mほどもあるのではないかと思う。
こちらが道路からも見える3段目と4段目。
2段目と1段目

2段目 1段目
1段目の上には滑滝が続いている

1段目の脇には椿が

この滝はお手軽なうえに立派だ。
一望できる滝見台でもできたら名所になるだろうに・・・
砂が淵
砂が淵は県道422号線沿い。田総川の本流にかかる連瀑帯で水量が多い。
場所は総領町五箇にあり、ちず丸にも記載されている。
注意深く車を走らしていると案内板があるが、どうやらここには伝説があるらしい。
簡単に説明するとこのあたりは昔砂谷と呼ばれており、そこに住む砂の兵衛という弓の名手が村を襲う大蛇を退治し、その後に美しい娘に化けた大蛇の化身が毒をはなって砂の兵衛は死んでしまうという話。

北に向って県道を進んでいると下にこういった眺めが見えてくる。


さらにどんどん遡ると



200m程度のうちにこれだけの滝群を見ることが出来る。
水量が豊かで水かきれいな連瀑。
落葉樹が多いので秋に来たらもっときれいなことだろう。
保田の塩滝
東城町保田にある塩滝。
東城には森地区にも田殿の塩滝があるらしいが不明。
保田の塩滝は県道57号を東城から西条へ向っていくと山際の右急カーブのあたりで下を覗くと見ることが出来る。
見下ろしたところ
この日は斜面を降りて滝下まで行ってみた。
大きな滝壺を持っており、水量が多いので水が大きく跳ね上がっていた。






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