兵庫の滝へ

休みを利用して久しぶりに天滝の紅葉を見に行こうと計画をした。
朝早く出発し、原不動滝から天滝へ
僕のサンダーバード2号は快調に走る
しかし、当日はあいにくの小雨模様
ちょっと先が心配だ・・・・
 原不動滝
原不動滝は2度目、
この滝はは日本の滝百選に選ばれている滝で2段(3段)で88mの高さを誇る。
着いたころちょうど雨も上がって日ごろの行いのよさを感じた^^;
入り口に車を停めて歩き始めると不動さんと入園料の看板が目に入ってきた。
  ここ入園料が必要だったっけ?
  古い建物だから昔からそうにちがいないか・・・
 

入園料を払い歩き始めるといきなりの吊橋
多少のゆれを感じながらも平坦な道を少し進むと二つ目のつり橋が見えてくる
その吊橋が見えるころには原不動滝の音が響き、
やがて右手に勇壮な滝が姿を現す。
この吊橋。行き止りになっていて滝を見るためだけの吊橋だ。


こういうパターンはなかなか珍しい。
たしかに滝はよく見えるけど、このために入園料がいるのかと思ってしまう。
景観もどうかと思うけど、まあ橋とマッチしてればそれはそれでいいか
しかし別にもうちょっと上から滝は見えるんだけど、
人を呼ぶにはこういうことも必要悪かな
などと不要なことも考えたりするが、滝は本当に立派なものだ。
さすがに日本の滝百選に選ばれるだけのことはある。
水量もまずまずあるし周りの木々もきれい。
もう少し後だったら紅葉ももっときれいだったろう。
ただ滝壺に降りていって飛沫に触れられないのがすこしさびしい
原不動滝

車を走らせいざ天滝へ
しかしながら車を進めせるにつれ山には霧、そして小雨が・・・
日ごろの行いが悪いせいか・・・(T.T)

 大屋不動滝


国道29号を右に折れ峠を越えていくと右手に「動滝」の看板が見えた
不動滝というのは日本で一番多い名前だが動滝というのは珍しい
そう思ってよく見ると「不」の文字が消えていた。
天滝に行く前にちょっと寄り道。
こういう看板には弱い僕。
小雨の中傘を差して歩き始めると3分ほどで「不動滝」に着いた。



13mの高さ。しかし立派な滝壺があり、飛沫にも手が届きそうだ。
岩の間から落ちているスタイルが珍しい
車に戻り天滝への道を進む。
ほんのすこしで天滝のパーキングに着いた。
しかし小雨は降り続いている。
たしか天滝までは1.4km上り坂それも結構きつかった覚えがある
駐車場で数分考え今回はあきらめることにした。
時間はお昼の12時。
「そうだ!出石の皿そばを食べに行こう!」 

 出石そば

出石に来るのも久しぶりだ。
「前行ったおいしいそば屋はなんてとこだったかなぁ・・・・
確か昔の人の名前だったような・・・
えーと勘九郎みたいな名前だったような・・・・」
車を走らせているとたくさんのそば屋の看板が飛び込んできたが、
その中に”甚兵衛”の看板を発見!
「これこれ!といってもどこだっけなぁ。」
慌ててカーナビでそば屋を探すとすぐそばに甚兵衛を発見!
ラッキーだと思いつつ甚兵衛の店の前についた
ところが店の前には人の列!おまけに駐車場の前には車の列!
とはいってもわざわざここまで来たんだからならぶっきゃないや
駐車場待ちの車の列に入る。
「これだけそば屋がたくさんたくさんあるのに
 雨の中みんなわざわざここに来なくてもいいのに」
などと思いつつ15分程度が経過。

 

車を停めやっと店の中に入る。
店にはいるとそこ昔の土間のようになっており中央に囲炉裏が
そこのまわりにたくさんの人が待っている
そして本日のそば粉は北海道の○○製という紙が貼ってあった。
地元のそば粉ではないんだ。
さらに15分ほど待つ。
やっと席に着きそばを注文。
何枚食べられるかな?
一人前は5皿だそうだが、隣のちっちゃな小学生の横には12枚の皿
お父さんの横には20枚近くの皿が高々とが積んである。
10分ほどでそばが運ばれてきた

出石そば

一皿の量はおよそ箸で一掴みにできるほどで、むりすれば一口でも食べられる。
上品な僕の場合二口といったところだ
面の太さがやや不ぞろいなのが手打ちらしくていいかも
だしの中に卵・ねぎ・大根おろし・わさびを入れる
一口ズズズっと食う
シンプルな味。やっぱりうまい!
出雲そばに比べると、すこしそば粉が少ないかな
だしに山芋を少し入れる
さらにうまくなった気がする。
・・・・・・・・・
最後にそば湯がはこばれてそれをだしに入れてひとすすり
ふぅ〜〜〜満足!(^^)
大きな息をして店を後にした。何枚食べたかは内緒だ。

天滝をあきらめたので、まだ少し時間がある。
出石を観光するにも人が多すぎるのでいやだな。
どうしようかなと思っていたら閃いた。
  そういえば宮津に日本の滝百選があったはず!
  出石から宮津まで30分位だ。いっちゃおう!!
  天橋立も長いこと見てないし・・・
しかしそのとき思い立ったので名前が思い出せない。
とにかくまず天橋立に行って誰かに聞くことにした。


 天橋立

「天橋立に行くとは言っても主目的ではないのだが、
 せっかくだから傘松公園で股覗きするかな」
というわけで、傘松公園に直行!
駐車場に着いたがここも人が多い。料金徴収のおばちゃんに早速聞いてみる。
「このあたりに有名な滝があったと思うんですが、どういけばいいですか?」
「ああ、そりゃ宮津ね。金引きの滝よ。ここから25分で宮津だから。
 そこへ言って聞きなさい」
といわれた。
天橋立と宮津ってそんなに離れてたっけ? とおもいつつ
せっかくだからリフトに乗って傘松公園へ



リフトを降りすぐ股覗きした。天に昇るようには見えないけどね・・・・
3分ほどですぐまた下りのリフトに乗り込む、先を急がないと天気が悪い。



 金引きの滝

宮津に移動しながらカーナビで滝を探す。
しかし金引きの滝なんて僕のカーナビにはどこにものってない。
街中に入ったところでタクシーの運転手さんに聞いてみる。
「あ、そこを曲がってまっすぐ行ってください」
カーナビと照らし合わせてみると近くに「滝上公園」というのがあった。
きっとここだ。
ナビをたよりに滝上公園へ。
おじいちゃん発見。「金引きの滝はここにあるんでしょうか?」と聞いてみる。
「いやいや違いますよ。まだ東のみちを南に下りるんです。
京街道というのがあるからそこを通って宮津高校のそばを右に行ってください」
がっかり!しかし宮津高校をナビで発見。まだまだ離れている。
お礼を言ってすぐに引き返す。
おじいちゃんの言う京街道という名前の道は見つからなかったけど、
高校の位置はわかるので、今度こそは行けるだろう。
高校の横の道を西に入り、初めて「金引きの滝」の看板を発見!
これで一安心。道は細くなるが、そういうのは慣れている。
駐車場に着きそこから歩き始めて約200m。
やっと金引きの滝に到着した。
金引きの滝

滝は幅20m高さ40mとあるが、この滝せいぜい高さ10m。
ほかの滝との組み合わせで40mというとしか考えられないが、
その滝はそこからは見えない。水量はすくなくて滝つぼも小さい。
京都府で唯一日本の滝百選に選ばれている滝なんだけど、
ずいぶんこじんまりしている。
それに小雨で時間が午後の4時。周りがとても暗く、うまく写真が取れない・・・(T.T)
このあいだ行った新見の鳴滝のほうがいいような気がする。
ちょっと一日で見るには無理しすぎたかも
お天気が悪くてとても残念な一日だ。
時間が遅くなっちゃった!スパートして帰るぞ!

    


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