2006 兵庫の滝5
飛龍の滝・天滝・逆水の滝・原不動滝・独鈷の滝・霧ヶ滝
今回で兵庫に行くのも今年はおそらく最後。
そのしめくくりはアクセスの厳しい念願の霧ヶ滝。今回もcantamさんとともに目指すことになった。
今年は兵庫の滝の年といっていいほどよく行った。
2月 扁妙の滝・オウネン滝
3月 母栖の滝・小滝不動の滝・そうめん滝・原不動滝
4月 明神滝・若杉不動滝・横行渓谷・布滝・天ヶ滝・女郎滝・猿尾滝
5月 天滝・河原田不動滝・比地の滝・延ヶ滝
5月 羊ヶ滝・逆水の滝・三ツ滝
9月 シワガラの滝・猿尾滝・瀞川滝
9月 飛龍の滝
9月 天滝・逆水の滝・原不動滝
10月 独鈷の滝
11月 霧ヶ滝
というわけで以上合計10回兵庫に足を運んだことになる
兵庫、特に氷ノ山の周りはほんとうに大型の素晴らしい滝が多い。
百選滝の天滝・原不動滝・猿尾滝を除いて考えてみても
霧ヶ滝・瀞川滝・布滝・扁妙の滝は中国地方には少ない60m以上の大型の滝なので、できたら水量が多い時にまた見てみたいと思わずにはいられない滝だった。
しかしその大型の滝の中にあって今期もっとも印象的だったのが逆水の滝・シワガラの滝。
逆水の滝は氷ノ山の南側の秘境にあって姿美しく日当たりが良くて虹が見られる陽の滝、逆にシワガラの滝は扇ノ山の北側の秘境にあってさらに一年中日の当たらない洞窟の中にある陰の滝。
この秘境にある陰と陽の特徴的な二つの滝は深く僕の心に残った。
さて今回はその最後の4回分をまとめて掲載することにする。
飛龍の滝
飛龍の滝は普段水量が少ないが、雨が降った後だったので所要で大阪に行く途中にちょっと寄り道。
兵庫県上月町にある滝。3段で落差24m。
天滝・逆水の滝・原不動滝
cantamさんとtakuyaさんと3人で兵庫の百選を紹介。
実は天滝での虹の撮影を目指したのだが、天滝到着が8時すぎ。先客のカメラマンがいたが虹は7時半頃にピークを迎えていたそうだ。着いたときは既に虹は消えかかった状態。
虹が見れなかったのはとても残念だったが、この日は空がとても青く両名ともこれらの滝を気に入ってもらえたようだった。
天滝
逆水の滝
原不動滝
独鈷の滝
この日は天滝の虹リベンジに向かったのだが、あいにくの雨。
やむを得ず独鈷の滝へ行き先を変更した。
雨の中の撮影は結構つらかった。
霧ヶ滝
霧ヶ滝は春に渓谷入口まで来ながら、遊歩道の橋が流されたという情報を聞いてあきらめて帰った滝。今回はそのリベンジとなる。
滝まで1時間半という行程だが、cantamさんが同行なので心強い。
遊歩道は夏に復旧したという話を聞いていたのでさほど道程を心配していなかったのだが、実際歩いてみると遊歩道の鉄橋は崩壊したままで、その代わりに数箇所丸太が渡してある。やや危ないところもあるがそこを渡らなければたどり着くことは出来ない。木が細く一部水の中を歩かざるを得ないところもあった。
ここはトレッキングシューズで来て水の中もそのまま歩くつもりの方が無難だと思う。
霧ヶ滝は落差70m。よく見ると2段になっている。
見ると滝の崖面の色が黒く下が赤い。
この赤い部分はまるで笑った口のようだ。下流の倒木は骨のようにさえ見える。
この崖のもつイメージからか、何故か暗い印象を持つ滝だった。
道程(約1時間半)

歩き始めて5分 |

取水口 |

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魚止めの滝 |

渡れる鉄橋 |

1つ目の丸太橋 |

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2つ目の丸太橋 |

3つ目の丸木 |

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微妙に恐いが渡る |

ジグザグに登る |
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? |
さて? |

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4つ目の丸太橋 |
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避難用の木 |

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到着 |
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霧ヶ滝

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