高梁市の滝へ
2006年の最初は高梁市の滝特集です。
高梁市は昨年成羽町・備中町・川上町が合併して広くなったのですが、今回はそこを含め2日かけて計7箇所の滝を回ってきました。
観音大滝・不動滝・布さらしの滝・護皇の滝・鈴木の滝・備中白糸の滝・沢柳の滝
観音大滝
PhotoStitchで3枚合成
川上町から新見へ向かう県道33号線を快適に進むと、成羽町に入る手前の左手にトイレと駐車場があり看板がたっている。ここはなかなか整備された滝だ。500mほどの遊歩道も歩きやすい。
観音大滝は落差26mで直下型。滝の目の前に木橋がかかっているが、よほどの広角レンズが無い一つの写真に収めきることが出来ないので今回は写真を繋ぐことにした。実物はこれよりもずっと高いイメージだ。
水量も豊かでこの木橋は飛沫がいつも散ってきている。この橋の欄干の上にはタチゴケが生えていて、季節柄コケの朔が雫を掴んでいて、とても美しかった。
不動滝
不動滝は成羽町の羽山渓にある滝。
県道300号線から谷に下りていくこと約10分。深い谷の中に落差25mの滝を見ることができる。
布さらしの滝
成羽町下原、白谷の落差20mの滝。水量が無くて残念。
護皇の滝
高梁市松原町にある落差25mの滝。
こちらも水量が少なかった。
鈴木の滝
高梁川水系最大の滝で落差50m。四段。
水量が豊富だ。
県道107号線の備中湖の北岸、湖畔から西山高原キャンプ場へ登り始めるところの最初の180度コーナーのところに祠があるが、そこから上流に歩いて15分ほど。
ほんとうに美しい滝だ。
この滝は2度目だが、遊歩道が無いのは相変わらず。最初は人の踏み跡をたどって川沿いの右側(左岸)を歩くことになる。
倒木などもあるので注意が必要だが、美しい渓谷沿いの道はさほどの距離には感じない。
早く整備してもらいたいものだ。
備中白糸の滝
鈴木の滝と同じく県道107号線沿いの滝。
道路沿いなので車からも見ることができる。
落差30m。水量が少ない。
沢柳の滝
川上町の役場から領家川沿いを南西にひたすら登っていくと道路沿いにある。
伏流水が水源の珍しい滝で、比較的一年中水量が多い。
ただ、今回は冬であるためかこれまでで一番水量が少なかった。
落差25mでなかなか美しい。

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