宇佐市の滝 (2009.4)
福貴野の滝・余の滝・西椎屋の滝・東椎屋の滝・須崎の滝・国境の滝
熊本からの帰りは昨年寄り損ねた宇佐の百選滝を見ることにした。
山都町から阿蘇・九重・湯布院を通って福貴野へ3時間弱のドライブ
景色が良いので時間を感じさせなかった。
福貴野の滝 (ふきののたき) (地図)
大分県の県道50号線から西に少し入ったところに福貴野の滝の展望台がある。
福貴野の滝は百選からは漏れたものの、百選滝の東椎屋の滝・西椎屋の滝とならび宇佐3瀑とされ、素晴らしい滝だ。
直瀑で落差は63m。この時期は水量があまり多くないために落下する水が風に流されて左右に揺れていた。
展望台からの眺めは特に素晴らしいと思った。

展望台からの眺めを満喫した後は一旦県道50号線に戻り下流から滝壺を目差した。
揺れる滝
余の滝 (あまりのたき) (地図)
余の滝はちょうど福貴野の滝から峰を挟んだ反対側という位置関係にある。
福貴野の滝とは対照的に小型ではあるが美しい苔むした岩肌を水が末広がりに落ちていくという対照的な印象な滝だった。
落差は48m。

西椎屋の滝 (にししいやのたき) (地図) 日本の滝百選
じつはこの滝は細かく言うと宇佐市ではなく玖珠町になる。
すぐ上にロックフィル式の日出生ダムがあって、珍しい景観となっている。
農業用水向けのダムとのことで、水量がいつも多くて豪快な滝だ。
斜瀑ではあるが、水が落ちるさまを見ているとまるで直瀑のよう
滝壺まで階段の遊歩道が付いており15分程度で降りられるが、この日が時間の都合でパス。
落差86m。
 
東椎屋の滝 (ひがししいやのたき) (地図) 日本の滝百選
九州華厳とも言われる滝で細身の直瀑。
落差は85m。
この日は福貴野の滝と同じく水量が少なかったために風で滝身がユラユラと揺れていた。

須崎の滝 (地図)
東椎屋の滝から国道500号線を少し南下すると道路脇に須崎の滝の展望所がある。
こちらは遠望のみ。
落差20m。


国境の滝 (地図)
須崎の滝からさらに南に100mほど
国道500号線にかかる橋から見下ろすことができる。
大きな滝壺を持つ。



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